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毛の構造と働き②

 腕の毛

毛根の角化帯は毛髪が成長して角化が完了する部分で、毛球の上にあります。

また、毛根の角化帯の直上から毛口までの部分を毛包内毛幹といいます。

角化帯の上から毛髪は毛口より外にでている毛幹と全く同じ構造と性質を持っているので

毛幹とは区別してこのようによばれます。

毛包は皮膚表面に対して斜めに下がっていて、

下から約3分の1の所から立毛筋(起毛筋)が付着していてこの部位のふくらみを毛隆起といいます。

上から約3分の1の所には皮脂腺が開いています。

ここより皮脂が分泌されます。

この皮脂腺は毛包に付着しているため、毛包腺ともよばれます。